2015年7月26、27日と、久しぶりにニッコウキスゲの花に会いに尾瀬沼に行きました。日曜日とキスゲの花が咲いている時期が重なり、大清水の駐車場はいっぱいで、戸倉の方に向かってしばらく歩いた、臨時の駐車場に置くほどの混雑さです。便利になって、一の瀬までは電気バスを利用していきました。歩くと一時間はかかるところ15分で到着です。ただ料金は700円かかりました。一の瀬休憩場からは橋を渡り山道に入ると、片品川の支流の美しい沢にそってしばらく登っていきます。

三平峠下の広場は大勢の人達で賑やかでした。早々に出発し、広場の森を抜けると視界が広がり、尾瀬沼の上空に綺麗な白い雲が浮かんでいました。

太陽が景鶴山の奥に沈んだ行くと、西岸の方から沸き出た雲が、赤く焼け綺麗な夕方になっていきました。

長蔵小屋の裏あら尾瀬沼東岸を望むと、夕陽に照らされた湖面に水草がキラキラと輝いていました。

大江湿原のニッコウキスゲの花は見ごろを迎え、午後の太陽の光を受けて黄金色に輝いていました。

ニッコウキスゲ咲く尾瀬沼
 朝食の時間まで間があるので、大江湿原を沼山峠の方に行ってみました。以前は湿原を黄色い絨毯のようにキスゲが咲いていましたが、シカの食害で大きな被害を受けてしまい、何とか復元を願うものです。(完)

翌朝は、焼けるのを期待して長蔵小屋の裏側で夜明けを待ちましたが、少しピンク色に染まり待った程度で終わってしまいました。